もうすぐ夏休みを控えて、夏本番。
今年こそ、お祭りやイベントなどで浴衣を着こなしたいと考えている方は
多いのではないでしょうか。
自分には、縁がない話ですが、浴衣の着付けとかできると色々役に立つはずなので。
ね、そこの付き合いたてのカップルさんたちとかさw
でも、浴衣って高いでしょう?どこでなにを購入すればいいの?帯ってなに?
着付けがむずかしそう・・・ と様々な疑問や不安も浮かんできます。
ここでは浴衣についての疑問や不安を、探ってみたいと思います。
浴衣とは
「浴衣(ゆかた)」は、もともとは平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」からはじまり、江戸時代になって湯上がりに汗を取るために着るようになったとか。
今でも旅館で使われる浴衣はこれに近い使い方ですが、近年では夏のおしゃれ着としても注目されるようになってきました。
どこで買えばいいの?
最近はネット通販やイトーヨーカドー、イオンなどの大手ショッピングセンターでも購入することが可能。
私たちがイメージする一般的な「浴衣」とは、「浴衣(本体)」・「帯」・「下駄(サンダルでもOK)」の3点だと思います。
3点もそろえるの?組み合わせが難しそう・・・ そう思いがちですが、
最近は「セット販売」もあり、購入しやすくなっています。
価格も手頃なものでは1万円前後からそろえることができ(3000円前後する「着付け基本セット」が別途必要です)、様々な柄の浴衣・小物を気軽に楽しむことができます。
ちなみに、個人的なオススメの購入方法は、実際に手にとって、試着した上で買うこと。
せっかくのおしゃれですから、自分の体型にあった着こなしをしたいものです。
色・柄の選び方
浴衣を選ぶ上でもっとも気になり、迷うもののひとつが「色・柄」。
自分自身が納得するものが一番なのはいうまでもないけど、自分の体型によって似合う・似合わないがあるので。
以下に体型別に簡単な色柄の目安を挙げるので参考にして色・柄選びを楽しんで下さい。
・小柄で華奢な体型
鮮やかで小さな柄がちりばめられたもの
・小柄でぽっちゃりな体型
黒・紺・茶などの濃い色のもので、柄は縦縞のもの
・大柄で華奢な体型
クリーム色や薄いピンク・紫色などの膨張色、柄は大きなもの
・大柄でぽっちゃりな体型
引き締まってみせることのできる紺色や藍色のもの、柄は縦縞のもの
帯の選び方
セットの浴衣ではなく、帯や小物も自分でそろえて、個性的な着こなしをしたいと思う方もいると思います。
最初のステップとしては浴衣と同系色(例:淡い藤色の浴衣・濃い紫の帯)をイメージすれば、安心しておしゃれな組み合わせにすることができるでしょう。
浴衣の着方・帯の結び方
浴衣をそろえたら、いよいよ着付けです。着付けというと難しいイメージがありますが、浴衣の場合はそう難しくありません。
初めて浴衣に挑戦する方は、着付け用の小物(腰紐・ワンタッチベルト・伊達締め・浴衣用下着)を揃えるといいです。
「着付け基本セット」、「着付け用小物セット」などの名称で販売されていてネットでも3000円程度で購入できます。これらが揃えばひとりで着ることが可能です。
帯の結び方はもっとも簡単で華やかな「蝶結び」のほか、キーワードは大きく
「半幅帯(はんぷくたい)」と「兵児帯(へこたい)」にわけられます。
このうち、女性が結ぶ標準としては蝶結びと半幅帯をおさえておくと良いですが、結び方は非常にバラエティに富んでいて、同じ浴衣でも印象を様々に変えることができるので、いくつか知っておくと楽しいと思います。
難しいと思ってしまった方、既に形ができていて、より簡単に結ぶことができる
「作り帯(付け帯)」というものも販売されているので安心して下さい。
詳細はこちらの動画を「浴衣の着付け!簡単解説|資生堂」
という動画です。
それでも難しいなあ、めんどくさいなあ「お任せでお願い」という方は近くの美容院で着付けを行っている場合があります。
料金はお店によりますが1000円くらいで受け付けてくれる所もあるそうなので、
一度、自分の行きつけの美容院に問い合わせてみてもいいと思います。
ともあれ、「浴衣」はもともとそうかしこまって着るものではないので、過度に気にする必要はないのでは?という声もきくことがあります。
最後に
浴衣を着る女性について、ここ数年の筆者の感覚では、少しずつ増えてきているように思います。
今回紹介したように、気軽に試すことができる様になったこともその理由のひとつでしょう。
一方で、多くの人が着るだけに、浴衣の選び方、着方、帯の結び方などを知ることが、今後自分をより魅力的に表現していくためのポイントとなることでしょう。
本記事が浴衣を初めて着てみようと思う方、ワンランク上の着こなしを目指したい方の参考になれば嬉しいです。
とまぁ、堅苦しいこと抜きで浴衣デートとか楽しみたいです( ;∀;)