OneDriveというのは、Microsoftが提供しているクラウドストレージサービス。
クラウドストレージサービスはいろいろあるけれども.その中でOneDriveを選んだ理由をここにメモ的にまとめておく。
代表的なものだと、
- Dropbox
- Amazon
- Apple
のクラウドサービスが他に選択肢に出てくるかと。
クラウドストレージを使うのを決めたきっかけ
最初に使い始めた時は、仕事の都合で東京勤務になり、関東に住んでいた時。
転勤と言ったわけではなく一時的なもの。
ただし、半年間という微妙に長い期間。
その間、ホテル暮らしという訳にはいかなくて、会社の寮に住むことに。
ところが、そこにネット環境はなかった・・・酷い。
会社では用意してくれなかったっていうね。
ネット環境は必要なら、自前で用意しろとw
そりゃ、1週間〜1ヶ月くらいまでだったら、テザリングだけでなんとか過ごすとかも検討したけど、さすがに半年っていうのは我慢できない。
かといって、半年のために、寮に光回線を契約するとかも馬鹿らしい・・・
なので自前の環境をなんとかしたかった。
ということで、いきなりOneDriveの話と全く関係ないけども、何らかの形で、自宅のパソコンとのファイルのやり取りをしたかったので、そのためにいくらのストレージを物色していた・・・
必要なのは通信環境の確保
まずネット環境を確保することに。
幸い東京に知人がいて、その人から現状使用していないモバイルルータを借りることができた。
契約期間が1ヶ月ちょっと残っていてその分の料金を負担することで、とりあえずそれを使わせてもらうことに。
非常に有り難かった。
ただ、契約期間も無限にあるわけではないので契約終了のタイミングでそのルータを返す必要がある訳で。
となると、完全にスマホのテザリングのみということに。
今は、MVNOに移行してるけど、その当時は、SoftBankで7GBのプランだった。
7GBなんて、とてもテザリングだけで過ごせる量じゃないw
ということで公衆無線LANを契約することに。
まぁ、公衆無線LANとMVNOについては、どっかで書こう。
今なら、選択肢は多いし、契約も簡単。
電話も出来るので、固定費を抑えるために、家族でMVNOにMNPした人もいるかもですね。
自宅とのファイル共有方法を考える
通信環境はとりあえず確保したので、当然ながら、どうやってファイル共有をするか?
という問題にぶち当たる訳です。
その時有していた選択肢は2つ。
- 契約しているレンタルサーバーの余った容量を使う
- Dropbox(無料プラン)
これは、実際にその時に使っていて、追加出費を要することなく使うことが出来た選択肢。
FTPサーバーを使ってみて分かったこと
最初にFTPサーバーを介してファイルをやり取りしようと考えたわけです。
幸い、もともとレンタルサーバーを契約していたので、新規で契約する必要も無く100GBぐらい?のスペースが使用可能だった。
(独自ドメインで使ってると言っても、大半は空きスペースw)
ただ、面倒くさかったw
というか、
- 自宅PCからファイルアップロード
- アップロード完了を確認
- ノートでDL開始
- 通信料を気にしながらDL完了を待つ
というステップが必要。
使用するFTPソフトによっては、そもそもUP/DLで失敗になったり、接続が切れたときに上手く再接続できなかったりして、非常に煩わしかったりしたw
レジューム機能があるから、DLを最初からっていう必要は無いけど、1ヶ月もしないうちにダルくなってしまった・・・
Dropbox(無料版)を検討してみた
Dropboxは無料でも使用出来るクラウドストレージ。
まだ、使ってない人は、こちらから登録してくれたら、自分にもあなたにも500MBの容量が追加されるので。
よければどうぞ。
自分が登録したときは、画像のアップロードとかで条件を満たすことで、数GBの容量を追加できたので、ありがたく使っている。
ただ、それでも10GBに満たない。
そのうち、2〜3GBは既に使用済みなので、ファイルのやり取りにも制限が出てくる。
Dropbox(有料)を検討してみる
https://www.dropbox.com/plans?trigger=homepagefoot
のプラン詳細をざっくりみてみると、個人で使おうと思ったら、ProとBusinessの2つがある。
確か、どちらも初期?容量は1TBで十分な容量がある。
縦に長いので、途中は途中は省いたけど、1年分まとめて契約することで、1ヶ月あたり1000円(Businessなら1250円)で使用可能。
金額も、本気で使うことを考えれば、まぁ妥当な金額だと思う。
最初使い始めたころは、100GBだったりして、割高だな・・・とか思ってたけどw
で、有料版はどうなのかっていう話に戻ります。
結論から言うと、Dropboxは選択しなかった。
多分、ファイルの同期速度とか、バックアップとか考えたらベストに近い選択肢だと思うし、複数人で使うとかなら、余計にDropboxの方がいいかもしれない。
会社で導入してるところもあるしね。
ただ、個人的にはコスパよく使いたかった。
いっそ、チーム向けの2TBプランで、一人で使えば、劇的に容量単価は良くなるけど。
OneDriveに決定!
Dropboxをはじめ、他にも数社のクラウドストレージサービスを検討してみた。
ただ、セキュリティとか同期とか、価格とか。
大体横並びで特徴的なものが無い。
他人との共有を前提に考えなければ、マイナーなサービスでも全然問題ないんだけど、この時は、資料を他人と共有する必要もあったので、そこそこメジャーなものにする必要もあった。
そういう意味では、現実的な選択肢として、
の4つに絞った。
他にも特徴はあって、GoogleDriveなら、Googleのサービスとの親和性が高いし、GoogleDrive上でスプレッドシートやらなんやらOfficeソフト相当のことも出来る。
ただし、オンライン限定w
iCloudは、割高だった気がしたけど、iPhoneのバックアップだとかiPhone使ってる人なら検討してもいいサービス。電話帳だけでもね。
で、結局、OneDriveにすることに。
決め手は何かと言うと、
- DropboxのようにWindowsのフォルダをそのまま使えること。
- Officeが使える(最新版)
こと。
フォルダのように使えるのは、普通に欲しい機能だし、同期するフォルダの選択とかも選べるから本体容量の節約にもなるし。
とまぁ、それだけならDropboxに決まってたけど、2つ目のOfficeが使えるのがOneDrivenoの決め手になったw
Officeが使えるっていうのは、Office 365とかのクラウド製品を契約することで、OneDriveが1TB/1年 使用可能になる。
OneDriveに決めた理由
その時は、半年の期間限定なので、デスクトップPCとかHDD群(外付けケースで運用)は実家に置いたまま来たわけ。
出張先に持ってきているのは、MacBookAir 11 の1台のみw
なので、KeynoteとかOffice相当のアプリはそのまま使えたけど、やはりWindowsメインなので、主にExcelが使いたかったというか、必要だった。
なので、OneDriveを選んだというより、Office365のサブスクリプションパッケージを選択したら、そこにOneDrive 1TBが付いてきたっていうのが正しいかもしれない。
【購入特典付】Microsoft Office 365 Solo (1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad対応 |
実際使ってみて
基本的に、ファイル同期も早いし(回線速度には左右される)、1TBあると、基本的に容量は気にせず使えるので楽。
たまに、ファイルが同期されない時があるのがネックだけど、これも、アプリの再起動とか、時間が経てば解決する。
最悪Webページから接続すればファイル自体は問題なく見れるので、基本的に致命傷ではない。
OneNoteでも同じことが怒るので、今後のアップデートで改善されることに期待するしかない。
まぁ、1年で15,000円くらい(だったっけ?)を払ってるので、しっかりしてくれよ・・・と思わなくも無いけど、WordもExcelも他のOfficeも使えて、OneDriveで1TB使えることを考えたらお得です。
Officeなんてプリインストールされてるものでしょ?っていう人には、高いとか思う人もいるだろうし、実際、以前勤めてた会社では、Officeが高いという理由で、Office2003のクラック版を平気で使ってたりして、「マヂかよ・・・」とか思ったw
そのくせ、Excelのバグとかには文句だらだらw
プリインストールで十分っていう人がいるのはわかった上で、個人的にはプリインストールはオススメしない。
- PC価格に反映されてる
- ライセンスの問題で、別PCにはインストールできない
だけ。
追加で金払って、不自由買ってどうするの・・・と。
Office 365はお得
Office 365って実はお得で、詳しくは、そのうち書くかもしれないけど
- 常に最新版が使える
- PC2台までインストール可能で、組み合わせ自由
- OneDriveが1TB付いてくる
っていうメリットがある。
どうせOffice使うし、1ライセンスで2PCにインストールできる(ノート+ノートとか、デスクトップ+ノートとかWinとMacとかw)ので、実家のデスクトップと外に持ち出すMacBookAirという組み合わせでは非常にベストマッチだった。
まとめ
容量単価的には、そこまで大差ない感じなので、自分の環境次第で選択肢があるかと。
容量少なくていいっていう人なら、Dropbox(無料版)でいい。
Apple製品で固めてて、Officeとかは必要ないっていうなら、iCloudがいいかと。
Officeが必要っていうなら、OneDrive一択かな。
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