ぶっちゃけ、昼寝なんですけどね。
ただ、昼寝度侮るなかれ!
一部企業や学校でも取り入れられているパワーナップについて。
なぜ眠くなるのか?
ご飯、パン、麺類などの炭水化物を食べると、体内で分解されブドウ糖になります。
ブドウ糖は脳の栄養だったりして、とても重要なものだったりする訳です。
ブドウ糖が血液中に含まれる濃さを血糖値と言い、炭水化物を摂ることでブドウ糖が増えて血糖値が増えます。
やたらめったら血糖値が高けりゃ良いってもんじゃないので、人間の体には抑制機構があります。
それが、インシュリン。
抑制というか、ブドウ糖が増えすぎないように調整してくれるのがインシュリン。
ブドウ糖が多いと、インシュリンもそれに対応するように増えます。
結果、血糖値はご飯を食べる前の値に戻るんですが、血糖値の急激な下降が眠気の原因になります。
炭水化物を取らなきゃいいんじゃ?
血糖値の下降が問題なら、炭水化物を取らなきゃ良いんじゃね?
って思った人は、甘い。
ブドウ糖は脳のエネルギーとして欠かせないので、炭水化物を抜くのはオススメしません。
炭水化物が原因と言ってるのに、矛盾してるかもしれませんが、何事も極端はダメです。
食べる順番に気をつける
血糖値の急激な下降が問題なので、血糖値が大きく変動しないようにすれば良い訳です。
それには、食べ物の食べる順番に気をつけることも重要です。
食べ物により血糖値の上がりやすさは異なるので、食事の際に気をつけるだけでも違います。
大きく分けると以下のようになります。
- 炭水化物
- タンパク質・脂質
- 野菜
野菜などの血糖値が上がりにくいものから食べる。
そして、ゆっくりよく噛んで食べる。
そうすることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
そうなれば、体内のインシュリンを増やす必要がなく、血糖値が急激に下降することもなくなります。
結果として、眠くなりにくくなる訳です。
そうはいっても、眠い
そうはいっても眠くなることはあります。
午後に大事な会議が控えていて〜なんて時もあるでしょう。
そこで、パワーナップの出番です。
パワーナップとは、いわゆる昼寝のことですが、15〜30分程度の短い仮眠のことを指します。
たくさん寝たほうが良さそうなもんですが、眠りが深くなり、深い眠りから覚めるとボーッとして体がだるくなることがあります。
珈琲を飲む
カフェインによる覚醒効果に期待しようということで、駄目押しで珈琲を飲みます。
ただ、カフェインの覚醒効果も即効性はなく、効果が出るまで約30分かかります。
なので、パワーナップの前に珈琲を飲むことで仮眠あけの頃にカフェインが効いてくる感じになります。