車を選ぶうえで重要視するのはどんなことですか?
中古車を購入する人の多くはなるべくエコノミーに維持できる車がほしいと
思ってたりします。
実は車は初期費用よりも維持費のほうが負担になります。
よく車を使う方であればガソリン代の節約のほうが重要なので、
低燃費の車は大変助かります。
どの車の燃費がいい?軽自動車の車種紹介
軽自動車で燃費がいいとされているのは大体25~35km/1L程度のものです。
具体的に車種を挙げますと、スズキのアルトエコ、ワゴンR、マツダのキャロル、フレア、
ダイハツのムーヴ、ミライースなど。
またカタログに載せられている数字で見ればこれらの車種の燃費は大体同じですが、
実質走行した時の燃費にはかなり差がります。
乗り方によって車種の得意分野が違い、高速ではミライースが低燃費なのに対し、
街乗りで比べた場合はアルトエコの方が燃費がいい、など違いも。
それで日頃どのような乗り方が多いか検討して、同じ低燃費の軽自動車の中でも
自分に合った車種を選ぶことで更なる低燃費効果を狙うべきです。
またアクアなどエネルギー回収システムの優れている車種は初期費用が少し高めになりますが、
動力アシストの力のおかげで実質走行の燃費が良くなる車種もあります。
中古車って燃費は落ちるの?
新品の車のカタログに書かれている燃費と中古で買うものには違いが出るのか?
中古車を買うときに気になるところだと思います。
簡単にお答えしますと、燃費は時間の経過と共に落ちていくものではありません。
燃費は廃車の時までほとんど変わらないと言われています。
しかし車の条件によっては実質の燃費が落ちてしまっていることはあります。
例えばエンジンオイルの交換が適正になされているか、やエンジンそのものに故障が
ないかどうかはしっかりチェックしておきたいところ。
整備不足や故障によって、燃費が悪くなることは十分に考えられます。
タイヤの空気圧も燃費に影響。
当然ながら、適正空気圧を維持する方が燃費はよくなります。
自転車で、空気が抜けた状態と、しっかり空気の入った状態で乗り比べると、明らかに漕ぎ味やペダルの軽さが違うので、車に置き換えても空気圧が適正な方がいいんです。
ただ、車の場合、空気圧が高すぎると、道路の段差などでの挙動に影響したりするので、空気圧が高ければ良い訳ではありません。
車種やタイヤごとに適正空気圧が違うので、自分の車の空気圧は把握しておくことをお勧めします。
給油の際に、お願いするとやってくれるので、それでもOK。
中古車は前の人の使い方がどうだったか見えない部分があるので、
整備をしっかりしている信用のおけるお店を選ぶことが大事です。
エンジンなどに不調がないことを確認してから購入し、
燃費が悪いだけでなく後々修理費用が必要になったりすることがないよう
気を付ける必要があります。
それでも故障するときは故障するので、なおのこと信頼の置けるお店で買ってください。
ヤフオクとかで個人売買した結果、すぐに故障しても面倒臭いのでw
軽自動車の低燃費効果の落とし穴に注意
軽自動車ですと燃費がいいというイメージがありますが、一概にそうと言えないし、むしろ悪くなることも多い。
車はその車種の特性に合わせた乗り方をして初めて最大限の力を発揮することができるので、軽自動車だからって燃費が良いとは限らない。
軽自動車は少人数でスピードを出さず近場の行き来をするのに一番適した車です。
小さな排気量のパワーでも十分な軽ボディーで走るので低燃費なのです。
ところが、軽自動車に大人数やたくさんの荷物を載せて高速をフルスピードで走ったりすると、
排気量の少ないエンジンにプレッシャーをかけ高回転させることになりますから、
結局多くのガソリンが必要になります。
この場合もっと大きな排気量の車の方が燃費が良いということになります。
この車種だから燃費がいい、ということではなく、用途に見合った排気量の車を選ぶことが
一番燃費の良い中古車選びの方法と言えるでしょう。
じゃあ、どんな中古車がいいの?
個人的に何台か乗り継いで来た経験から言うと、同条件なら基本的に安い車を選ぶ方が良いです。
燃費を極端に気にする人がいますが、そう言う人に限って、車に普段使わない荷物を載せていたり、街中で急発進をしていたりするので、いくらカタログ燃費が良くても、実際の燃費は悪くなります。
この車がいい!と言う車がなければ、排気量や車種(セダン、ミニバンetc…)さえ大まかに同じなら、その中から、なるべく安くて年式の新しい車を選ぶ方が経済的です。
実際、10万円差額があれば、ガソリンが何リットルになるか考えて見てください。
ガソリン代が125円/リットルとして・・・
10万円➗125円=800リットル
800リットルになります。
800リットルあれば、燃費が10km/リットルだとしても、8000km走れます。
逆に、低燃費車を買って、これだけの10万円分の経済効果を得ようとしたら、どれだけの期間・距離が必要か・・・
なので、軽自動車やハイブリッドといった低燃費をアピールする車ばかりを考えるのではなく、中古の普通車といった選択肢も考えてみるといいですよ。