いきなりですが、形成外科と整形外科の違いをしっかり理解している人はどれぐらいいるんでしょうか?
自分は理解してませんでしたねぇ。
三十数年生きてきてきてるのにw
まぁ、自分に関係がない物はこんなものですよ・・・
ということで、タイトルの通り、鼻に出来物ができまして、形成外科に行ったって話です。
整形外科と形成外科の違い
公益社団法人 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/about/plastic_surgery.html
こちらのHPによると、
整形外科は身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と「足の外科」、スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」と多数の専門分野があります。これに対し形成外科は、生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態になったのを改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めたからだ全体を治療対象としています。
熱傷(やけど)の治療、怪我や手術後の皮膚の瘢痕・ケロイドや生まれつきの母斑(あざ)の治療、皮膚や皮下の腫瘍の切除、眼球がおさまっている骨のくぼみやほほ骨などの顔面骨折の治療などが、形成外科の一般的な治療です。
とのことです。
なるほどねぇ、と一頻り感心して、形成外科へ行ってきました。
主に、顔などの整形というイメージが強くて、整形外科にいくべきだと思ってました。
きっかけはニキビ
3年ぐらい前かな?
鼻の横側?にニキビが出来たんです。
ニキビはこれまでも大体は爪で挟んでプチュっと中の膿みを絞り出してしばらくしたら治っていたので、同様にプチュっと・・・
やったんですよ。
そしたら、治りが悪い・・・
気づけば瘡蓋が出来て、気になるので指で触ったり引っ掻いて瘡蓋が取れて出血したりってのを繰り返した結果、2ヶ月ぐらい立つ頃には、なんか少しボツっとした出来物みたいなのが出来てました。
どうにも気になる
触ると血が出たりするので、だんだんと触らなくなり、結果的にあまり気にもならなくなっていきました。
男なので、多少の傷跡ぐらいは気にして無かったのと、化粧もしないので気にすることが少なかったんでしょうね。
ただ、鏡を見るときだけはどうしても気になってました。
で、たまに引っ掻いたりすると出血して、1週間ぐらいは血が出やすい状態が続いてました。
で、しばらくすると出血もしなくなって気にならなくなってくるんです。
後は、視界に出来物が入ってきてウザい。
ふとした時に気になってしょうがないんですわ。
コロナ禍で発生した要マスクの生活
と、ここに今年の3月ぐらい?からコロナ禍によるマスク必須の生活がスタートします。
先日、配布は終了しましたが、3〜7月くらいのマスクが手に入りづらい状況下では会社からもマスクが配布され(これは非常に助かった)て、業務中のマスクを強制されたり。
マスクをすること自体はいいんですが、ここで問題が発生しました。
そう、鼻の出来物です。
マスクが原因で出血・・・というわけではないんですが、とうとう指で引っ掻いてしまい、出血する羽目に・・・
でもって、コロナ禍の今はマスク必須じゃないですか。
マスクしたら、鼻の部分で出来物にマスクが触れて血が滲むし、さらに瘡蓋も擦れて余計に出血しやすいっていう状況。
悪夢のような無限ループに陥りかけました。
幸い、血は比較的早めに止まってくれて、マスクへの付着も最小限で済んでほっと一息。
治療を決意
9月頭ぐらいにちょいちょい通ってる皮膚科で、鼻の出来物のことを相談したら、形成外科を紹介されたんですよね。
で、その翌週ぐらいに引っ掻いて出血・・・マスクへ付着・・・ってやらかしまして。
そこにちょうどいいタイミングでシルバーウィークの4連級が到来した訳です。
これ幸いと、土曜日に紹介された形成外科へ行ってきました。
まさかの即日対応
初めていく病院は、勝手がわからないのでドキドキしながらですが。
受付で初診であることを伝え、問診票に記入し、しばらく待合室で待ちます。
で、呼ばれる。
医者「今日はどうしたの?」
自分「鼻の出来物のことで・・・。あと、皮膚科で紹介されまして。」
(マスクを取り、患部を見せる)
自分「引っ掻くと、1週間ぐらい血が出やすい状態が続いて・・・」
医者「あー、ここはね、血管が集まるところだからね。治療するならレーザーだね。治療後はこんな感じになって、半年〜1年ぐらいでほとんど目立たなくなるよ。少し凹んだまま治ることもあるけどね。」
(他の症例?みたいな感じで写真を何枚か見せてくれる)
医者「どうする?今日、今からでもできるけど?」
自分「あっ、じゃあお願いします。」
って感じで、サクッと当日手術することに。
こういうのって、初診が終わって、「じゃあ、手術するか決めてきてね〜」って感じで終わるんだと思ってたので、まさかの今日だったの驚き。
別に特別なことじゃないんだろうなぁと思いつつ。
焦げ臭かった
看護師さんが何故か、うちわを持っていて何かな〜と思ってたらすぐに判明したw
医者「麻酔打つよ〜、痛いねぇ」
自分(確かに痛い・・・)
医者「少し待ってね」
:
5分ぐらい経過・・・
赤い点が2つあるけど、上の方は麻酔注射をした際に出来たもの。
下が本来の出来物部分。
:
医者「さー、やろうか。」
自分(軽いなぁ)
医者「行くよー」
ここで、うちわ登場!
レーザーでジュっとやる度に、焦げ臭い臭いが・・・
うちわは、この臭いを散らすためにあった訳ですよ。
それでも、少しは臭うんだけどねw
医者「はい終わりー。鎮痛剤とか出しとくから飲み切って、軟膏はしばらく塗ってね。1本出すから、かなり余るけど、余ったのは傷薬みたいに使っていいからー」
自分「はい、ありがとうございました〜」
ってな感じで、鼻への麻酔が痛かった意外は特に痛い思いもせず、さくっと終わった訳です。
術後の夜ぐらい
こんな感じ。
麻酔の跡もなくなって、レーザーした直後なので、鏡とかで近づいて見ると少しジクジクしてる感じはあるけど、別に痛みとかはない。
夕食後に抗生剤とか飲んで寝る。
5日目の感想〜サッサとやっときゃ良かった・・・〜
ということで、こんなにサックリと終わるなら、もっと早くやっときゃ良かったと少し後悔してたりします。
まぁ、前の会社にいたときは、そんな余裕も無かったんだけどなw
土曜の休日出勤とかもちょいちょいあったし、無い時は死んだように土日は眠ってて、最後は鬱病発症しちゃって、それどころじゃ無かった訳だし。
ということで、鼻の出来物が取れてすっきりしてます。
土曜日に手術して、5日目だけど、傷口近くを触るときは少し注意してるけど全然快適。
5日目ではこんな感じ。
そんな劇的には傷口は目立たなくならない。
夜寝る前と、朝の出勤前とかに軟膏を塗ってる。
マスクには軟膏の付着は否めないけど、使い捨てマスクなら別に気にならないし。
気になるのは今のところそれぐらい。
なにより、視界から出来物が消えたのが一番でかい。
滅茶苦茶快適な感じ。
今までは、普段気にならないんだけど、視界の端にずっと出来物の陰があった訳。
普段は気にならないんだけど、ふと気になった瞬間から気になってしょうがない。
それがなくなったので、ストレスの一因が除去された気にすらなる。
1週間経過
1週間経過した状態はこんな感じ。
写真では少し目立たなくなってるような感じはするけど、実際どうなん?
光の当たり方で目立ったり目立たなかったりって感じなのかな。
まとめ
ということで、マジでサッサと形成外科へ行っておけば良かったと、そいういう意味ではグダグダと何年も我慢してたのが馬鹿みたいに思える。
いや、ほんと、こういう気になるところは、サッサと医者に掛かった方がいいですな。
実際に、手術となると、そこでやるか?やらないか?という選択肢が出てくる訳だけど、その選択肢以前のところで悩むのは勿体なかったなと。
例えば、金銭面の問題なら、お金を貯めるとかすればいいし、術後が大変だとかなら、別の方法を模索すれば良いわけで。
ちなみに、診療費は、約1万円だった。
初診だし、5〜6千円ぐらいかな〜とか思ってたから、金額聞いて、財布の中身を思わず確認しちゃったぐらいかな。
前日にお金下ろしといて良かった。
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